表現の自由

誤解を恐れずに言おう。わたくしは特別に隣国のことを好きとか、偏りのある感情があるわけではない。好きか嫌いかといえば嫌いかもしれない。しかしスポーツや映画などの文化面、あるいはグルメなどの分野で、あの国を度外視することはできない。素晴らしい文化を持つ国だ。映画などでも、日本映画に比べてずっと進化しているし、扱う分野も幅広く学ぶ面が多い。『…

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自由・規律・多様性

dalichokoこの記事を読んで涙がこぼれた。多様性という言葉はきれいだが、実現は難しい。肌の色、性別、国籍など、とかく日本人は先入観で他者を決めつける傾向が強い。イギリスの王子の妻が黒人の血を引いていて、それをエリザベスが認めたことに驚く。かつて大英帝国が植民地政策などを通じて奴隷としていた人種である。英国女王が黒人と家族になったの…

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長期停滞論

いやぁな予感がしてならない。6月に「デフレ均衡」という言葉に反応し、その前にも「2%どころではない」という懸念を感じた。いずれにしても何か「大きな転機」が近づいている感じがしてならない。 先ごろ日経の太田康夫編集委員の記事で「物価はなぜ上がらないのか」が面白かった。要するに伝統的なフィリップス曲線(失業率が下がれば物価は上がる)という…

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台湾を囲い込む中国

中国が覇権を獲得するのに焦っているようだ。香港問題もそうだが、なかなかかみ合わない台湾を囲い込みしようとやっきになってるように見える。世界は刻々と動いている。中国が自国の成長鈍化を周辺地域と一帯一路に求めていることは明らかだ。 では、その先に何があるか?というと世界はもう行き場を失っている。 アメリカもせいぜい2%成長、ユーロ圏はゼ…

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温暖化を止めることはできるのか?

きっと無理だ。どう考えても経済成長と環境問題は反比例状態のジレンマにある。イギリスのヘンリー王子がエルトン・ジョンから譲り受けた飛行機をぶんぶん乗り回しているのに、どんなごたくを並べても何も変わらない。 この少女。グレタさんの発言は厳しい。成長を止めてでも環境は守られるべきだとい主張となる。それはともかく、彼女の怒りは「大人は本当に考…

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