中曽根政治

この頃、ちょうど社会人になる頃なのでよく覚えている。背景にはレーガノミクスやサッチャリズムがある。なんでもかんでも自由化すればよい。それが当時の趨勢。それには冷戦構造の末期、という大局的なバランス崩壊前夜があったことはあとで知ることだ。 学校を出るとき、卒業の挨拶で当時の先生が「プラザ合意を受けて、君たちの未来は大変なことになる。」と…

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マルクスの亡霊

Karl Marx would find Hong Kong's revolution puzzling なかなか刺激的な記事だった。編集委員 中沢克二 氏の記事はうならせdる。 香港のデモ(ランチタイムデモ)は日本の60年代の学生運動とは似て非なるものだという。 これまでの階級闘争はマルクスが想定した枠に収まる範囲だが、香港デモ…

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ふりかえらない

かつてブログに力を込めていた頃は、過去の丁寧に振り返り、多くの情報を詰め込んだものだ。会社の愚痴などを書くと刺激が多いので、控え気味にはしているが、見つかると罰せられる。 まぁいずれにせよ今年も終わるし、例年通りブログの乗り換えを試みる。そしてふりかえらない。ふりかえると、どういうわけだか悪いことばかりよみがえる。いいことはまるで…

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