毎日漠然と、、、
毎日漠然と生きていると世の中の常識が変化している場合がある。瞬く間に変化している。そしてその変化に気づかずにいると取り残される。
我々はデフレの反動と対峙している。
ユーザーからの値下げ要求を受け、仕事を失いたくないから値下げする。その逸失利益を再委託先にしわ寄せする。下請けはデフレに耐えて努力した果て、そのうち職人がリタイアして若い人材が集まらず、やむなく仕事を切り捨てる。
仕事を受ける土台がなければ、こちらも仕事を受けられない。
だからユーザーに値上げを要求し、時にはお断りすることになる。
これを繰り返すと、今度はユーザーが路頭に迷う。難民化したユーザーがどこに向かうのか?全てのユーザーが値上げに耐えられるわけではない。貧困層は難民化するだろう。
すると建物を維持できずにスラム化が始まる。
沖縄でベランダが落下したマンション。
そしてこの大津の廃墟マンションある種の現実だ。
そして人も建物も朽ち果ててゆく。
日本の象徴だ。
いい気味だ。
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