新編 銀河鉄道の夜 宮沢賢治

浜松で41.1℃。天竜川。熊谷の記録と並んだらしい。


宮沢賢治をまともに読んだことなどない。たまたま本屋で平積み担っていたのを見て手にしたのだが、想像以上に難しかった。
若くしてなくなった天才が残した一連の童話は、本当に子供向けなのだろうか。読めば読むほど謎が多い。
外国に行った経験がないのに登場人物の名前はジョバンニとかパンナレルラである。孤独な青年の頭の中には、未来を予想するような社会変化を見通すような内容もあり、解説書などとともに読むとより面白い。

そして生活の中で気持ちがモヤモヤしたら、これを復唱すればよい。”デクノボウ”として残りの人生を生きる。
(=^・^=)


雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ䕃ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ 行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ


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