原美術館
夕方雷雨があった。洗濯物が・・・
劇団でいご座の仲田幸子さんの「生きてる限り、死なないから。」という一言は終戦の日を前に重く明るい。沖縄に行きたい。
品川の”原美術館”が近い将来閉館すると聞いて、関東に帰ってきて真っ先に赴く予定にしていた。
土砂降りの雨の中、予約制の”原美術館”に向かう。
1階のナム・ジュン・パイクや最上階の展示など、懐かしい作品も残されていた。
「ベルセデス・ベンツ アートスコープ」と称する企画の中で、特に小泉明郎氏の「抗夢」は衝撃だった。なにもない部屋でヘッドホン越しに聞こえてくる声は、そこに”何か?”があることをイメージさせる。ラース・フォン・トリアーの『ハウス・ジャック・ビルト』を連想させる。人を礎に燃え盛る芸術を思わせる空間と光の連鎖。想像力を刺激する。
前橋の原ミュージアムアークにシフトする計画のようだがこの美術館が残してきた、特に1980年代の活気ある一連の作品とその作家に今更ながら敬意を評したい。
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