すし三崎丸 草加店
電車の遅延があって、北千住から各駅に乗り換えようとしたら”すし詰め”だった。これではいつになっても帰れないと思い、ダーリンと連絡をとって草加で待ち合わせすることにした。少し前に娘家族と松乃家で朝飯を食べたあの店の隣にある”すし三崎丸”がいいとダーリンが言うのである。
それほど広くはないが清潔で明るい店。京樽のチェーンだそうだ。京樽の株主が吉野家だ、というのをこのとき初めて知る。安部修仁さんの『私の履歴書』を興奮して読んだ。反体制思想の持ち主で学生運動に熱を入れていた、という意外な過去を知る。吉野家も倒産してやむなくセゾングループ入りする時期があったようで、紆余曲折を乗り越えた方の話は面白い。
この店は若い男性が二人で切り盛りしていて手際がいい。コロナ対策も万全。どの料理もそつなく美味しいうえ、感じがとてもいい。ボトルキープのウィスキーや焼酎が並んでいて常連さんも多いのだろう。少しの時間を楽しむには十分すぎるいい店だ。
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