STARS (森美術館)



首都圏に戻って大きく変わったことは、アートが充実していることだろう。映画は名古屋でも見ることができるが、最前線のアートはやはり東京から発信する。この前の週も六本木に来たが、その前は上野、アートではないが寅さん記念館もまた充実している。品川美術館もまた素晴らしい空間だった。

この日もまた六本木ヒルズの森美術館に来て、世界で活躍する日本のSTARSを堪能した。素晴らしかった。

とにかく素晴らしい作品ばかりで言葉を失うが。それぞれのアーチストのアイデンティティを実感できる作品ばかりである。宮崎達男さんの作品は、前日に行った東京都現代美術館にも常設されていて、この日の作品は311震災への取り組みである。そういえば古民家プロジェクトで直島の作品も鑑賞したが、デジタルの数字に”ゼロ”がない。ゼロの意味は”死”だ。1から9の数字に”生”への手がかりがある。また奈良美智さんの作品には特別な感情が襲う。目を閉じた少女の絵を正面にして涙。

芸術が人の心を動かす可能性がある以上、市場価値は失われないだろう。この言葉にできない感動は現場で味わってもらうしかない。

別室の展示で、後進国に送られた衣類が使われず、ゴミの山になっている作品にも胸が痛む。その情景がまるでツナミのようだった。
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