2020年09月18日 首里の馬 高山羽根子著 (第136回芥川賞) ライオンズは負け。体重は微減。6月と8月の68㌔が上限で、2月の62㌔が下限。This is 嵐 (通常盤) [ 嵐 ] - 楽天ブックス第163回芥川賞作品を読む。『首里の馬』高山羽根子著。芥川賞なんて柄にもないが、2000年以降ぼちぼち読んでいる。この『首里の馬』にはタイトルにもある通り馬が出てくる。この馬の登場が唐突で、庭に謎の物体が現れる感じである。このあたりの流れは小山田浩子さんが芥川賞を受賞した『穴』という作品にも似ている。しかしこのおとなしく愛らしい宮古馬は、孤独な主人公の女性を勇気づける。舞台が沖縄ということもあって、間違いなく反戦を主張するところだろうが、この小説に露骨な反戦メッセージなどはない。沖縄の歴史を残す資料館が崩壊してゆく、という事態に主人公はこの膨大な資料を何とか残そうと努力する。小さな小さな話だが、広い視野を求める傑作だと思う。(=^・^=)首里の馬 [ 高山 羽根子 ] - 楽天ブックス★にほんブログ村政治経済 新聞記事 日記とグルメ ダイエット 愚痴 旅行とスポーツ 映画読書 キネ旬にほんブログ村人気ブログランキング★
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