大串やきとり 鳥竹 渋谷
目まぐるしく変わる渋谷。その渋谷の東急プラザも建て替え中だ。プラザと京王もマークシティの間に小さな繁華街がある。かつて南平台を本社にする会社に勤めていた頃、同期とこのあたりでよく飲んだ。飲んだ勢いでストリップに行ったりキャバクラに行ったり・・・
ある昼間、喧騒を失った渋谷の裏街ともいえる小さな繁華街を歩くと、もくもくと煙を出す懐かしい店がある。
ずいぶん古くからあるこの店の2階で、同期とよく飲んだくれて会社の愚痴を重ねたものである。創業は1963年。自分たちがちょうど生まれた世代。
メニューに柳川があるので聞いたところ「コロナの影響で鍋物は控えさせていただいてるんです。」とのこと。仕方なく焼き物を何本か頼む。店内は午後2時ということもあって閑散としていたが、しばらくすると次々に客足が伸びてきた。言うまでもなく、彼らは自分たちと同じ煙に誘われてきたに違いない。中にはこの店に似つかわしくないようなおしゃれをして楽しんでいるカップルもいる。これもまたよし。
この”大串”と呼ばれる焼き物に圧倒される。少し誇張していうと、まるでバーベキューのようだ。一人1本ずつ頼むと多すぎる。粒が大きくても決して大味にならないのがまたいい。この日は塩味にしたがタレで食べる大串もきっとうまいだろう。なぜならこの店の売り物に”うなぎ”があるからだ。時価で出すうなぎには、香ばしい香りのするタレがかけられているはずだ。今度来るときは鍋物が復活していることを祈りつつ、タレで食べる焼き鳥にも挑んでみたいものだ。
追記
お通し一人180円は受忍限度内だ。名古屋の”お通し一人400円”を思い出すたびに煮えくり返るような怒りを覚える。名古屋で食事をしてはいけない。店員も感じ悪いし。名古屋大嫌い。
(=^・^=)
★
★
この記事へのコメント