『羅生門』展 国立映画アーカイブ


随分昔に確かオードリー・ヘップバーンの小さな展示を一人で見に来た。
今回は『羅生門』展

羅生門

戦後まだ5年ほどしか経っていない時期。映画業界もまだ戦後を背負う作品が並ぶ1950年
そんな時代に、世の中の情勢に逆らうように全く別次元の映画が作られる。しかし公開当時この映画はそれほど国内で評価を得られなかったが、ヴェネチアの送られて最高賞を受賞する。

何もかもが奇跡。黒澤明監督を支えた御年90歳を超える野上照代さんのインタビューなども交え、実際に使われた撮影台本など胸の鼓動が高まるような展示が並ぶ。三船敏郎さん、今日マチ子さん、森雅之さんらの俳優陣の若々しさも胸を打つ。

帰宅後あらためてこの作品を見直し、時代の先見性は原作者芥川龍之介の思想をも交え、深い映画であることを再認識する。見事だ。
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