マンションの老いるショック! 松本洋著

取り柄のないまま、同じ業界で過ごしてきて、嫌だ嫌だと思いながらもう終わりが近づいている。
いやいや仕事をしてもいいことはなにもない。前向きに取り組めば楽しくなるものだ。

さて、分譲マンションを取り巻く実情を紹介する本。『マンションの老いるショック!
マンションの老いとは”建物の劣化”に加えて、”居住者の老い”である。これに現場で活躍する”管理員さんの老い”を加えて3つの老い。

その昔、マンションは夢の一戸建てを買うまでの仮住まいだったのだが、マンションの永住思考が高まり、高齢者がこぞってマンションに住む傾向も高まっている。一戸建てより楽だからだ。マンションが都市部から地方へ展開すると、雪国で雪かきをしていた高齢者がマンションに移住して楽ができる。南国では台風で屋根やサッシが飛ばされる懸念もない。一戸建てからマンションに住みたい高齢者が増加しているらしい。

分譲マンションの空き家が増えている、というのも恐ろしい話だ。ゴーストマンション。価値を失ったマンションがスラム化してゆく。名古屋から東京に越してくるとき、横浜のあるマンションはまさにこれだった。デフレがスラムを招いているマンションの実情。
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