スパイの妻 

昨日初日の『スパイの妻』を鑑賞した。
もともと原作があって、NHKでドラマ化された経緯があるのか。映画のスポンサーにもNHKが関与している。
原作は行成薫氏。ブログもやっているようだ。

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美しい映画だった。セットもゴージャス。俳優も素晴らしく、その演技とセリフのやり取りも実に気品があって豪華な映画を堪能。
タイトルに引っ張られると誤解を招く。スパイというのは映画を終始貫くテーマではあるが目的ではない。
戦時中、価値観が大きく変化する中で、自らの意思を貫こうとする夫婦愛を描いた映画・・・と思いきや、そう簡単ではない。
二転三転する展開と美しい映像や画面の外から聞こえてくる工夫された効果音など、あらゆる効果がすべて計算しつくされたものであることを感じさせる。

高価な宝石をじっくり見せてもらったような心地よい映画。しかし内容はそう簡単ではない。辛辣で現実的。衝撃的なシーンも満載。

映画館で見ないと、この細やかな演出は堪能できまい。
(=^・^=)



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この記事へのコメント

dalichoko
2020年10月18日 12:24