草笛物語 葉室麟著

とてつもなく感動した。
ううむ、、

あの『蜩ノ記』の続編。羽根藩シリーズというのがあって、これが最後となるようだ。

何に感動したかというと、まだ年端もゆかぬ13歳か14歳の少年少女。江戸時代の彼ら彼女らは、今だと中学生ぐらいの頃に人生の大きな決断を迫られる。そしてその決断とは生きるか死ぬかの大きな決断なのだ。

定年間際で未だに生きながらえている情けない自分を鏡に照らすと恥ずかしくなるような話だ。
『蜩ノ記』とあわせて読めば感動も倍増する。
読んでいて涙が止まらない。
(涙腺が緩みっぱなしだよ、最近。)
(=^・^=)



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