"政治・経済・社会"の記事一覧

権威主義が選ばれる時代 イアン・ブレマー

dalichoko word press 最初はいい感じなのに続けるうちに陳腐化して権威的になるものって多いよな。会社もそうじゃん。いい加減で混沌としているのが案外安定してるかもね。 柔軟から権威主義に乗りかわろとしているのかも。 日経より

続きを読むread more

ヤフーBBの解約に手間がかかる

dalichoko ヤフーブログが今年で終わりになるそうだ。ヤフログのおかげて知り合いが増えたりいいこともあったが、エスカレートしすぎてトラブルもあった。今思うとなんの価値もなかったとも言える。 そのヤフーだが、誤解を恐れずに言うと、この会社は近い将来なくなるか資本が代わるのではないかと思う。企業が一生存続することなどありえない。ど…

続きを読むread more

しょういちのかべ

dalichoko 最近はテレビも見ない新聞も読まない、読書も減らして映画ばっかり見ている。いや、ラジオは聞く。かなり聞いていて毎日朝はラジオを聞く。ラジオで十分。というかラジオが一番いい。 今朝、「会社の部下がイタイイタイ病を知らない」という投書に対して、小学生や中学生が「学校で4大公害病は教科書に出てくるよ。」という反対の投書が…

続きを読むread more

元号が変わる

元号の発表があって終日このニュースに引き寄せられたようだが、 1、号外に群がる人の群れ。(怪我でもなければいいが、、)2、年配の方の感慨深い表情。(涙目の方もいた。)3、発表時、官邸記者団の静けさ。 dalichoko この3番目は国営放送で伝えられたことだが、普段はざわざわして静まることのない官邸記者席が、官房長官がその文字を示…

続きを読むread more

令和の向こうからやってくるもの

舌の根も乾かぬうちに、自己否定するような話だ。自らの国で報道されていること。このくそなマスコミはともかくとして、少なからず外の国から別の視点で見てみると違う風景がうっすらと見えてくる。 言わずもがな、例えばアメリカという国はほとんどどの国からもリスペクトされていない。かの大統領の然り。そしてアメリカ国民でさえアメリカ人がどうしようもな…

続きを読むread more

長期金利の逆転

dalichokodalichoko こりゃ、やはり我々の知らされていないレベルで相当景気が下振れしているような感じがする。 杞憂であればいいのだが、、、 日経春秋より。 これで話は終わらない。 三菱地所が類を見ない長期社債を発行して資金を調達するようだ。 そしてトランプはパウエルにプレッ…

続きを読むread more

コンビニ 脱24時間

成長と衰退。 竹原ピストル SHOW : dalichoko セブンイレブンがイトーヨーカドーの親会社となり、アメリカのブランドをそのまま買い取るなんて当時は想像もしなかった。 企業の発展と衰退についてはコリンズのビジョナリーカンパニー3、『衰退の五段階』に詳しい。 以下、日経より。 この記事はドラッカーの引用を重…

続きを読むread more

任天堂、いよいよ苦しいか

任天堂には長くお世話になったつもりだ。それはまだゲームウオッチの時代のことだ。その後友人が買ったファミコンに熱狂し、ディスクシステムをはさんでスーパーファミコン、NINTENDO64、ゲームキューブ、Wiiなど。もちろんゲームボーイではポケモンを楽しんだ。自分も子供もだ。 この50年はこの会社が画期的な発展をした時代だ。思えばイチロー…

続きを読むread more

平成の敗北

日経の西条郁夫論説委員の記事は、平成の終わりに真実を伝えている。 モラトリアム思考で社会人になりたくなかった自分が、しょうがなくスーツを来て働き始めたのは1980年代。バブル前後。 プラザ合意の1985年後に社会に出て、間も無く平成時代となる。 そこからの日本は転落の時代だ。いいことなどまるでない時代。 …

続きを読むread more

歩行者に厳しい交通環境

生々しく言うと、ここにもまたマスメディアの闇が潜む。 敢えてこの87歳の人殺しを逮捕もせず、報道管制を敷くならば、格差社会もここに至れり。元官僚なら人殺しをしても許されることについてマスメディアが加担したのだ。ひどいなこれは。死ぬべきだったのはどっちだ? 残された遺族の深層はいかなるものか? ちなみにこの街もクルマ社会だ。…

続きを読むread more

2%どころではない

経団連の会長が「終身雇用を守れない。」と話したことと、日銀の失速予想はかねてから予想される通り、今の日本の成長がまやかし(まぼろし)であり、バブルと大差ない先送り主義の終点に近づいていることを物語る。dalichoko成長が2%というのはもともと無理があってマイナス成長ではないことを誤魔化すのに日銀は必死だ。黒田さんの表情も心なしか冴え…

続きを読むread more

歴史の休日

メディアも煽るが、確かに令和時代に新たな冷戦が際どいところまで進む。 令和の令と冷戦の冷 この重なりを偶然と思うか? 以下、日経より。 名探偵ピカチュウ 気になることがある。 アベノミクスは陛下が新天皇になる前に面会している。 ここではおそらく、 1、トランプとの会談2、改憲 につ…

続きを読むread more

エネルギーが戦争の呼び水となる

戦争のない平和な平成時代は終わり、戦争の起こる令和がやってきた。 憲法が変わる エネルギーが世界平和を瓦解させる危険なツールであることを歴史は証明している。覇権は移動したようだ 以下日経より。 中国がガソリン車やめる  歴史はポピュリズムに向かう。特にアメリカのそれは極端だ…

続きを読むread more

トヨタ自動車の決算発表!

オンタイムではないが、世界の時価総額上位は以下の通り。1、マイクロソフト2、アマゾン3、アップル4、アルファベット5、フェイスブック(ちなみに30年前の世界時価総額の1位はなんとNTTで、2位日本興行銀行以下、日本の銀行が続いている。) Livedoor,WordPressそして2018年の売り上げ世界ランキングは、1、ウォルマート2…

続きを読むread more

愚者は自分の経験に学び、賢者は歴史に学ぶ (大津市の悲惨な交通事故と戦争)

まずは亡くなられた方、特に未来のある小さな子供の命が失われたことを心から遺憾に思う。衷心よりご冥福をお祈り申し上げたい。本当に本当に残念だ。このような事故や事件が起きると、どうしても被害者の方のお気持ちに偏りがちだ。それは無理もない。自分もまた遠い昔に亡くした家族がいた。少なからず被害者に寄り添いたい気持ちになる。 ことは加害者のこと…

続きを読むread more

世界はNorth Korea を軸に蠢く

餓死者が出ている。それははるか昔の話題ではなく、ここ数年の話だそうだ。しかし、餓死者を出すような国がミサイルに金をかけるメリットはどこにあるのか?餓死者よりもミサイルの方が価値があるからだ。 そんな中、世界はこの時期に三つ巴四つ巴の様相だ。 Protected Blog › Log in North Koreaだけでなく、…

続きを読むread more

誤差脱漏

歴史を紐解く作業が必要な段階にあるようだ。賢者は歴史に学ぶ。 まず先日読ませていただいた野口悠紀雄先生の戦後経済史、そしてもう一つは猪木武徳先生の戦後戦後経済史。特に猪木武徳先生のこの10年も前の著書に、 中国は為替操作をしている可能性がある と書いている。 以下、日経「核心」より。 …

続きを読むread more

令和 根拠なき楽観

MMTのことはいずれここでも書かざるを得ない。ポストケインズを学んだ者として、統制経済の必要性に言及するしかなさそうだ。もはや資本主義も民主主義も末期症状だ。 ⑴当事者の意識欠如⑵想像力の乏しさ⑶損な役回り は、政治の世界だけでなく、あらゆる組織に見てとれる。 戦前のカーブと現在の債務に至るまでのカーブが瓜二つなのは知っていた。そ…

続きを読むread more

数字なし経営 トヨタ30兆円の城

トランプ大統領が来日した。例を見ない喧騒を眺めている。オバマが広島に来たときとは大きく違う。 そんな中、トヨタ自動車の決算発表 を読み込んだ日経の核心は侮れない。 以下、日経の核心より。 立て続けに起きた交通災害についても言及している。便利さの裏腹には魔物が潜んでいるのだ。 トヨ…

続きを読むread more

日本の常識 「大人よ!」

「大人よ!」というか「社会人よしっかりしろよ!」ということが言いたいのだ。 Livedoor 「日本はこんなにいい国だ」というような偏向報道やテレビ番組が増えて、これはポピュリズム傾向だ、という記事は以前書いた通りだ。そんな中、町山智弘さんが電車の駅看板で「ベビーカーはほかの客に迷惑だから注意しろ」的な掲示がされていて憤慨していたの…

続きを読むread more

G20福岡

1999年ベルリンで開かれたG20はちょうど20年の節目となる。 福岡G20 財務・中央銀行会議が日本で開かれるのはこれが初めてのようだ。 ちなみに参加地域は、、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU、ロシア、中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、韓国、インドネシア、サウジア…

続きを読むread more

Mother  母性喪失社会

明らかに日本人と西洋人では音楽ひとつとっても母親に対するとらえ方が違う。日本人はどちらかというと母親に贈るとかなんとか、そんな楽曲が多いようだ。 それにしても悲しいニュースが多いような気がする。短絡的にこれを”西洋化”などと呼ぶつもりはないが、子供に食事を与えず餓死させたとか聞くとどうしていいかわからなくなる。虐待とかそういうレベ…

続きを読むread more

迫りくる依存症経済

自分もあらゆる依存症を経験してきたつもりだ。 アルコール、たばこ、ギャンブル、そしてゲームだ。 ゲーム依存について、少し前にNHKの「マイあさ」で紹介されたコーナーがある。これはとても参考になる。 これは政治の問題ではなく経済の問題だ。 こうした依存症の上に、それを売る側(サプライサイド)がある。まさしくサプライサイドエコノ…

続きを読むread more

デフレ均衡 (日経 小林慶一郎 慶大客員教授)

正直言うと、この言葉を聞くのを避けてきた。「デフレ均衡論」まさに日本はこれだ。アジアで(世界でも)類を見ない貧困国となりつつある日本は、GDPが世界2位から3位に落ちたというレベルでは計測できないほど深刻なデフレスパイラルに陥っている。小林先生の論文にもあるが、「貨幣愛が子孫への世代間期待」という説にはうならされる。冷静になってみれば日…

続きを読むread more

ゲーム障害者

先だって「迫りくる依存症経済」という話題の記事を書いた少しあと、日経の社説に深刻な内容の記事が示されている。ゲーム障害の依存症患者を「ゲーム障害者」と位置付けることにする。WHOが「国際疾病分類」によると、世界で25億人がゲーム愛好家でそのうち2~3%(7.5億人)が「ゲーム障害」だそうだ。 こう聞くと意地でもゲームはやりたくないと思…

続きを読むread more

握手

ポピュリズムを代表してきたトランプは、それまでの常識を覆すかの勢いでここまで独裁者的イメージを示してきたが、ここにきて中国への強硬姿勢を弱め、金正恩に国境越えまでして握手しに行った。 DMZの狙いは、中国やロシアに劣らず北朝鮮の市場開放だ。北朝鮮が開放されれば投資効果は大きいはずだ。 そして次は中東だ。 こちらは難易度が高…

続きを読むread more

心の資本

世界は今のところ、常に資本を必要としている。資本主義だから。 まずは、今朝の日経春秋 ベストセラーとなった歴史書「サピエンス全史」に、英国の東インド会社の逸話が出てくる。19世紀後半にかけて、貿易企業のワクを超え、最大35万人もの兵を備えたという。交戦権を持ち、かつ人々から税も集めて、権力機構としてインドの富を支配していたようだ…

続きを読むread more

ムーミンに思う希望格差と総選挙

 隣国の抗日姿勢の源は?と聞かれれば、それは教育に尽きる。朴正煕が教科書に抗日を書けば、国民はいずれ全員抗日になる。 日本はどうかというと、バブルからプラザ合意(円高)を経てデフレが広がり、格差は広がる一方だ。貧しき人々は一生豊かになる希望がない社会。山田昌弘教授が15年前から言われている「希望格差社会」を受け入れている若者は、現状に満…

続きを読むread more

「昭和な職場」、年金70歳支給。

鶴光太郎教授の本を一度読んだ。日経の記事で「人生100年」というタイトルを読んで「性格スキル」という本に接した。面白かった。年老いて会社に雇ってもらいたければ真面目で素直に過ごすのがいい、という風に捻じ曲げて解釈してしまったが、いずれにしてもアカデミックな読みやすい本であった。 そして今朝「昭和な職場」についての記事で鶴先生のコメントが…

続きを読むread more

民主主義なんかやめてしまおう

最近はテレビも見ず、新聞も読まず、ネット記事をウロウロしている。自分の読みたい情報しか読まない。社会人になりたての頃は、新聞を隅から隅まで読んで、ランチには先輩や上司の話を聞いて考えたものだ。 世の中は全てフェイクだ。 欲しくないものまで買わされ、やらなくてもいいこと(ゲームなど)をして徹夜して金まで取られる。 そんな人生でいいの…

続きを読むread more

表現の自由

誤解を恐れずに言おう。わたくしは特別に隣国のことを好きとか、偏りのある感情があるわけではない。好きか嫌いかといえば嫌いかもしれない。しかしスポーツや映画などの文化面、あるいはグルメなどの分野で、あの国を度外視することはできない。素晴らしい文化を持つ国だ。映画などでも、日本映画に比べてずっと進化しているし、扱う分野も幅広く学ぶ面が多い。『…

続きを読むread more

長期停滞論

いやぁな予感がしてならない。6月に「デフレ均衡」という言葉に反応し、その前にも「2%どころではない」という懸念を感じた。いずれにしても何か「大きな転機」が近づいている感じがしてならない。 先ごろ日経の太田康夫編集委員の記事で「物価はなぜ上がらないのか」が面白かった。要するに伝統的なフィリップス曲線(失業率が下がれば物価は上がる)という…

続きを読むread more

台湾を囲い込む中国

中国が覇権を獲得するのに焦っているようだ。香港問題もそうだが、なかなかかみ合わない台湾を囲い込みしようとやっきになってるように見える。世界は刻々と動いている。中国が自国の成長鈍化を周辺地域と一帯一路に求めていることは明らかだ。 では、その先に何があるか?というと世界はもう行き場を失っている。 アメリカもせいぜい2%成長、ユーロ圏はゼ…

続きを読むread more

温暖化を止めることはできるのか?

きっと無理だ。どう考えても経済成長と環境問題は反比例状態のジレンマにある。イギリスのヘンリー王子がエルトン・ジョンから譲り受けた飛行機をぶんぶん乗り回しているのに、どんなごたくを並べても何も変わらない。 この少女。グレタさんの発言は厳しい。成長を止めてでも環境は守られるべきだとい主張となる。それはともかく、彼女の怒りは「大人は本当に考…

続きを読むread more

贈与と返礼 マルセル・モース

かつては自分だってお取引先の方と飲んだり食べたりしたときがあった。時にはご馳走になるときもある。今は酒も飲めないし、そういう機会はまったくない。ましてや金品授受などということは前時代的である。かつて勤めていた会社の社長が取引先に何から何まで負担させていた、というのが明るみになったということがあった。そんな会社なのですぐに辞めさせてもらっ…

続きを読むread more

「残念ながら成長産業だ」 緒方貞子さん逝く

緒方貞子さんが亡くなった。92歳。曾祖父に犬養毅をもつ。その血筋にブレはないようだ。緒方さんが色々なところに出向かれた現場主義者だったことはよく知られる。そして難民とは、貧困の生み出す社会のジレンマである。世界人口は増加し、比例して難民も増える。世界は保護主義へハンドルを切り、難民や移民の行き着く希望の地はどこにもない。 難民高等弁務…

続きを読むread more

OK、ブーマー現象

なかなか爽快なニュースが世界に伝わっている。 ニュージーランドの国会で緑の党の若き女性議員クロエ・スウァーブリックさんが年配議員のヤジに 「OK、ブーマー」 と応じて黙らせた。ニュアンスとしては「わかったわよ、おっさん!」これには感動した。若い方の意見や主張ややることなすことにダメ出しをするおっさん(あるいはおばさん)このブー…

続きを読むread more

中曽根政治

この頃、ちょうど社会人になる頃なのでよく覚えている。背景にはレーガノミクスやサッチャリズムがある。なんでもかんでも自由化すればよい。それが当時の趨勢。それには冷戦構造の末期、という大局的なバランス崩壊前夜があったことはあとで知ることだ。 学校を出るとき、卒業の挨拶で当時の先生が「プラザ合意を受けて、君たちの未来は大変なことになる。」と…

続きを読むread more

マルクスの亡霊

Karl Marx would find Hong Kong's revolution puzzling なかなか刺激的な記事だった。編集委員 中沢克二 氏の記事はうならせdる。 香港のデモ(ランチタイムデモ)は日本の60年代の学生運動とは似て非なるものだという。 これまでの階級闘争はマルクスが想定した枠に収まる範囲だが、香港デモ…

続きを読むread more

なにも答えられない・・

娘に「なんでアメリカとイラクが戦争になるのよ?」と聞かれて答えられない。このことを正確に子供にもわかるように答えられる人、例えば池上彰さんのようか方がどれだけいるのだろうか? わからないなりに確認すると、 1、イランの核兵器開発疑惑。2、オバマ政権時代に核合意。3、トランプが合意から離脱。 という感じだろうか。だいたい戦争になると…

続きを読むread more

新帝国主義 佐伯啓思先生

今朝も寒い。週末も寒そうだ。 佐伯啓思先生の短いインタビューが少し前の日経で紹介された。うんちくがある深い内容だが、このブログで詳しく書くのはやめよう。 1、今日の資本主義の問題「約30年前に世界中が自由経済体制に変わった時、グローバル市場で利潤機会が広がり世界経済の底上げが期待された。だが成長率は傾向的に下がり、日本はここ15年成…

続きを読むread more

団塊の後 三度目の日本 堺屋太一著 毎日文庫

ブロトピ:ブログ更新しました! 堺屋太一さんの本を読む。『団塊の秋 堺屋太一』に呼応する晩年の作品である。経済産業省の課長が主人公で、時代は近未来。2026年。徳永好伸という総理大臣が”身の丈の国”という政治方針を掲げ政策を実行してゆく。明治維新後(強い国)、戦後(豊かな国)を踏まえ、第三の日本を創り出すために大胆な政策を実行…

続きを読むread more